
プレリリースとは
プレリリースとは、イベントや新サービスなどを正式に発表する前に、メディア向けに情報を整理して伝えるための文章です。
単なるお知らせではなく、
- なぜそれをやるのか(背景・想い)
- 何が新しいのか(ニュース性)
- 誰にとってどんな価値があるのか
といった点を、第三者(記者・編集者)が記事にしやすい形でまとめるのが特徴です。
私はこれまでプレリリースとは名前しか知りませんでした。イベントがある場合、市町村の窓口からメディア向けにプレリリースを出すことができるのですね。
昔開催したイベントの「プレリリースを書いてみよう」と思い立ちました。
プレリリースをAIで作成
おそらく、プレリリースの書き方を見ればだいたい書けそうです。でも、ゼロから自分で書くのはちょっと面倒でした。
そこで今回は、AIを使ってプレリリースを作ってみることにしました。
NotebookLM
最初に試したのが NotebookLM です。
入れたソース:
- プレリリースの書き方
- 今回のイベントの企画書
この2つをソースとして NotebookLM に入れ、「この内容をもとにプレリリースを書いて」と指示しました。
すると、構成もそれなりに整った、"いかにもプレリリースっぽい文章"が出てきました。
良かった点:
- 情報の抜け漏れが少ない
- 企画書の内容をちゃんと拾ってくれる
一方で:
- 準備がちょっと面倒
- 「そこまで厳密にやらなくてもいいかも」とも感じました
Gemini
次に Gemini を試しました。
NotebookLM みたいにソースを丁寧に入れなくても、企画内容をそのまま文章で渡して「プレリリースを書いて」とお願いしたところ、普通に書けてしまいました。
出てきた文章は少し長かったので、
- A4・1枚に収まるように削る
- 段落を少し調整
このくらい手を入れたら、「もうこれで十分では?」という仕上がりになりました。
仕上がりが気になる方は、ダウンロードしてみてください。
正直、私の用途では Gemini で十分だったな、という感想です。
まとめ
「AIは使う人より賢くならない」という言葉がありますが、私はこの表現がとても気に入っています。
AIはライバルではなく、感覚としては部下に近い存在だなと感じています。
AIに任せると便利なこと:
- 書けるけど、自分でわざわざ書かなくてもいいこと
- たたき台があれば十分なもの
そういった作業を任せるには、とても便利です。
最終的に判断するのは自分ですが、「最初の一歩」を軽くしてくれる存在として、プレリリース作成でもAIはかなり使えるな、と思いました。






