




AIの進化って本当にすごいですよね。
ChatGPT、Gemini、Claudeって名前は聞くけど、結局どれがどう違うの?って疑問に思う方も多いんじゃないでしょうか。
無課金ユーザ向けの3大生成AI (ChatGPT、Gemini、Claude)の比較をしていきます。2025年8月現在 の情報なので、またすぐアップデートされていくと思いますが、傾向は変わらないと思います。
生成AIはすごいなとい思うけど、課金はしたくない。そんな方必見です。
私は、各AIに一度は課金しましたが、毎月は課金してないです。
できれば、課金なしでいきたい。(笑)
実はこの3つのAI、似ているようでそれぞれ得意なことが明確にあるのです。
今回は、AI初心者さんでも「なるほど!」と納得できるように、ChatGPT、Gemini、Claudeの違いと、どんな時にどれを使うと便利なのかを、分かりやすくご紹介しますね!
大前提:みんな「チャットAI」仲間!
まず、この3つのAIに共通しているのは、「大規模言語モデル」を使ったチャットAIだということ。だから、何かアイデアを出してもらったり、企画の構成を考えてもらったりといった基本的な使い方は、どれもほとんど同じ感覚でできます。
それでは、それぞれの特徴を見ていきましょう!
1. 汎用性の王者:ChatGPT
「とりあえずAIを使ってみたい!」という方には、まずChatGPTから使ってみるのが間違いないと言われているほど、最も汎用性の高いAIです。
なんでもこなすオールラウンダー
- Web検索やPDF・Excelの読み込みと分析。
- 画像生成はもちろん、最近話題のSoraを使えば動画生成もできます。
- 翻訳や、深く考えて賢い回答を導き出す「推論モデル」の機能も。
- プログラミング言語のPythonを使って数字の計算やグラフ生成も得意です。
さらに進化!便利な連携機能
「ChatGPT Agent」という機能では、ブラウザを遠隔操作してGoogleアカウントやDiscordにログインし、情報を要約したり、新幹線の予約までできたりするんです。
- 「Deep Research」機能を使えば、膨大な情報を検索・収集してレポートにまとめることも。
- 「コネクター」機能でGmailやGoogleカレンダーと連携し、予定の取得や、返信が必要なメールを見つけ出すこともできます。
注意! いろんな機能は無料版でも多くの機能を「お試し」で体験できますが、本格的に、または頻繁に利用するには有料版が必須となる場面がほとんどです。
オールラウンダー な生成AIだけど、有料じゃないと厳しい場面が多いというのが私の感想です。
ChatGPT(無料版)
利用可能な主なモデル:
- GPT-4o: 無料でも利用可能ですが、厳しい回数制限があります。GPTは、新しいモデルが出ても最初は課金ユーザしか使えないことが多いです。
- GPT-4o mini / GPT-3.5: GPT-4oの利用回数制限に達すると、自動的にこれらのモデルに切り替わります。日常的な利用では、主にGPT-4o miniが使われることが多くなっています。
- 限定的ではありますが、最新のGPT-4oを試すことが可能です。
- データ分析、Webブラウジング、画像生成といった機能も、回数制限付きで利用できます。
- 他のユーザーが作成したカスタムAI(GPTs)を利用することも可能です(自分で作成することはできません)。
ちょっと苦手なこと
現時点では、動画を直接アップロードして文字起こしや要約をするのは苦手です。
トークン数(一度に扱える情報量)
約12万8千~20万トークン程度(文字数に換算すると、一度に読み込んだり生成したりできる文字の量のこと)です。
こんな人におすすめ!
「AIを仕事や趣味で幅広く活用したい」「とりあえず何かAIに課金するならどれがいい?」という方には、ChatGPTの有料プランが一番おすすめです。
2. 動画と長文の達人:Gemini
Googleが開発したGeminiは、特定のタスクにおいてChatGPTよりもさらに強力な能力を持っています。
動画コンテンツとの相性抜群
- 動画をアップロードして、話されている言葉を文字起こししたり、映像を解析して内容に関する説明を生成したりできます。
- 例えば、操作方法の動画をアップするだけで、その操作マニュアルを自動で作成してくれるなんてことも。
- 複数の動画を一括でアップロードして、それぞれの動画のタイトルや説明文を自動生成させることも可能です。
圧倒的なテキスト処理能力
「トークン数」という一度に扱える情報量が100万トークンと、ChatGPTの約5〜7倍も多いのが最大の特徴です。
これにより、本一冊分の原稿や大量の過去ブログ記事などを丸ごと読み込ませて、一貫した文体や内容で次の章や記事を執筆する、といった使い方ができます。
Google Workspaceとの連携が超便利
Gmailを使っている時にGeminiのマークが表示されたり、将来的にはスプレッドシートやスライドなど、Google Workspaceのアプリ内で直接Geminiを使えるようになるんです。Googleのサービスを普段から使っている方には、まさに「かゆい所に手が届く」ような存在ですね。
その他
ChatGPTと同様に画像・動画生成、画像解析(写真からの文字起こし)、Deep Research機能、Canvas機能(自分で編集できるドキュメント作成やウェブサイト表示確認)なども可能です。
Gemini(無料版)
利用可能な主なモデル:
- Gemini 2.5 Flash(標準モデル) 日常的な対話や文章作成など、多くの場面で標準的に使用される高速なモデルです。特に速度が求められるタスクに適しており、明確なメッセージ回数制限なく安定して利用できます。Gemini 2.5 Pro(高性能モデル) 以前はシステムによる自動利用が主でしたが、現在では無料版ユーザーも手動で選択して試せるようになりました。複雑な推論、数学、専門的なコーディングといった、より高度な能力が求められるタスクに適しています。
ただし、無料版でのProモデルの利用には**1日あたりの回数制限などが設けられています。**制限なく利用したい場合は、有料プラン「Gemini Advanced」へのアップグレードが必要です。
機能と特徴:
- Googleサービスとの強力な連携: 無料版の最大の強みです。「@」を入力してGmail、Googleドライブ、マップ、フライトなどと連携し、「先週の〇〇さんからのメールを探して要約して」「自宅から大阪駅までの終電を調べて」といった、個人の情報に基づいたタスクを処理できます。
- 一部の高度な機能のお試し利用: 有料版の機能である、より深いWeb調査を行う「Deep Research」なども、月に数回といった回数制限付きで試すことが可能です。
機能に制限があるのは、ChatGPTと同じですが、ChatGPT より無料版で使える回数が多いというのが、私の印象です。Deep ResearchはGeminiが最初に作って、他が真似した。やはりGoogleなので検索が強いイメージです。
こんな人におすすめ!
「動画コンテンツをたくさん扱っている」「とにかく長い文章や大量の情報を扱いたい・生成したい」「Google Workspaceアプリを日常的に使っている」という方には、GeminiがぴったりのAIです。
3. プログラミングとアプリ連携の匠:Claude
Claudeは、特にプログラミングやシステム連携の分野でその真価を発揮します。
プログラミング・コーディングが超得意
- ウェブサイトの作成や簡単なゲーム作りなど、プログラミング系のタスクが非常に得意です。
- 「Artifacts(アーティファクト)」という独自の機能があり、AIが生成したコードの結果(例えばウェブサイトの見た目やゲーム)をリアルタイムで確認・操作できるんです。エラーが出てもその場で修正をお願いできるので、開発効率がぐんと上がります。
- 「Claude Code」というコーディングに特化したエージェントアプリもあり、本格的な開発にも対応できます。
外部アプリとの連携(MCP)が秀逸
「MCP(Multi-Connect Platform)」という、AIアプリと外部アプリケーションをスムーズに接続する仕組みをいち早く導入しました。
- ChatGPTの連携機能(コネクター)に比べても、双方向でのデータのやり取り(例:Notionの情報を取得して、AIが要約したものをまたNotionに戻す)がしやすく、使い勝手が良いと評価されています。
- 例えば、MicroCMSといった外部サービスもClaudeから操作できるように設定できたりと、様々なアプリとの連携が非常に簡単に行えます。
Claude(無料版)
利用可能なモデル:
- Claude Sonnet 4: 無料版でもClaude Sonnet 4がタダで使える最新モデルですが、厳しい回数制限があります。約10メッセージ/5時間の目安で利用可能です。
メッセージ制限: 1日のメッセージ制限があり、送信できるメッセージ数は需要に基づいて変動し、毎朝クォータがリセットされます。
無料版で利用できる主な機能:
- Artifacts機能: コード生成、文書作成、データ可視化などの創作支援機能
- 日本語対応: 日本語プロンプトを利用可能で自然な日本語での対話が可能
- 画像認識: アップロードした画像の内容を理解・分析
- 長文処理: 大量のテキストの要約や分析
制限事項:
- 1日あたりのメッセージ数に制限(需要により変動)
- 5時間あたり約10メッセージの目安制限
- 利用できるモデルはSonnet 4のみ(有料版では複数モデルを選択可能)
無料版でも最新のClaude Sonnet 4の高い性能を体験でき、基本的な作業には十分活用できる仕様となっています。
昔から日本語が上手だし、無料版で使う中では一番いい回答が返ってくることが多いです。私は、HTMLのコードを作ってほしい時やビジネス用語を作成する時は、Claude を使います。
Claude はプレゼン資料も上手に作るので、社内用資料くらいならClaudeで作成します。
苦手なこと
画像生成や動画生成はできません。
その他
Web検索や、簡易的なDeep Researchのような機能は可能です。
こんな人におすすめ!
「コーディングやプログラミングのタスクが多い」「AIを使って様々な外部アプリを効率的に操作したい」という方には、Claudeが強くおすすめです。特にウェブサイトの運営など、開発系の作業をしている方には大きな助けになるでしょう。
おまけ:スマホアプリからの音声会話
AI | 特徴 |
---|---|
ChatGPT | 会話が、人間っぽくしてあります。悩みを話すとかコミュニケーションに使うなら一番人間らしい。 でも、無料版では画面共有やカメラ共有はできないです。きっと、そのうちできるようになるはず。 |
Gemini | 画面共有やカメラ共有 ができて、とても便利です。 何か聞きたいことがあると。共有して聞けるのでこれを使ってます。 |
Claude | 現時点では、英語のみ。日本語にも対応してくると思うので、対応したら、比較したいです。 |
まとめ:自分に合ったAIを選ぼう!
- ChatGPT:最も汎用性が高く、まずはこれ!という超万能AI。迷ったら有料プランに課金するならGPTだけでいいかも。無料版は他より高度機能のお試し回数少なめ。
- Gemini:動画コンテンツを扱う方や、とにかく長い文章や大量の情報を処理したい方、そしてGoogle Workspaceを日常的に使っている方におすすめ。検索系も得意。
- Claude:プログラミングやコーディングをよくする方、そしてAIから他のアプリを連携して操作したい方には最高のパートナーになります。無料版でもスライドを上手に作ります。
私は、音声で何か調べてほしい時、リサーチしたい時はGemini 、文書生成、ブログ、資料作成をしてほしい時はClaude 、特化した機能を使いたい時はChatGPT を使います。
いかがでしたでしょうか? それぞれのAIには得意なことがあって、用途によって使い分けるのが一番効率的ということが分かったかと思います。ぜひ、あなたのライフスタイルや仕事内容に合わせて、ぴったりのAIを見つけてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!